画に感情を

これは説明が難しい話ですが

映像表現で

自分なりに一番こだわっている部分は

「画に感情をのせる」ということ


映画の場合、物語があるので

登場人物の感情はそのままのっている訳ですが


顔だけでなく

声や立ち姿にも表情があるように

フレームが切り取る構図や

背景になっている風景や

光にも

何かしらの表情があるもので


猫を飼ってる人だったら、猫の表情の変化に気づくように

素材が本来持っている味を

できるだけ引き立てて料理するように


とにかく、それらが持つ表情を汲み取って

ある種の感情をのせて、画づくりしています

侘び寂び(わびさび)の感覚に近いのかもしれません

画のトーンは、だいぶいじっていますが…


よくよく見てたら

そこはかとなく見えてくるような


音を消しても

心の機微が感じられる

そんな、画づくりを心がけています

映画『フグとタコと僕らのミライ』 

ヒューマントラストシネマ渋谷 

5月16日〜 東京公開!! 


◆ 舞台挨拶 決定! 

5月17日(土) 14:50の回 (上映後 舞台挨拶) 

登壇ゲスト  

若菜みさ(晴香役)、沼口拓樹(冬也役)、石川幸典(監督)※敬称略 


◆ チケット発売情報 

オンライン販売:5/12(月)18:00〜 

劇場窓口販売:5/13(火)〜  ※特別鑑賞券 使用可。 

ただし、劇場にて座席券と交換の必要あり。チケット完売の場合、使用できません。 

0コメント

  • 1000 / 1000